綺麗事なんて… その1
「底まで落ちてしまえば、あとは上がるしかないから」
「今は一番しんどい時かもしれないけど、
そのうち楽しいことが待ってるから」
この半年間、何回人から言われたかわからない。
『底までって、どこまで?
いつまで落ち続けれだいいの?』
『そのうちって、いつ?』
『限界はとうの昔にに越えている。
これ以上、もう耐えられない』
『そんな綺麗事なんて聞きたくない。
私の苦しさ分からんくせに、簡単に言わんといてくれ』
つい最近まで
毎日繰り返しだった思考ループ
この頃、"落ちていく"感覚がなくなった気がする
ただ、"上がる"感覚もない。
「はて、私は底に至ったのだろうか?」
心境の変化といえば、
本当に楽しいことが待っているなら
こんだけ苦しんだ分、存分に味わってやる
とは思えるようになった。
毎日目まぐるしい
自分も、周りも。
先月聞いた言葉
「一寸先は光」
"見えない"を知っている私は
人よりも光と闇に敏感だ
きっと。